Steam Deck(スチームデック)は、Valve Corporationが開発した携帯型ゲームデバイスです。
主にSteamプラットフォームのゲームをプレイする事ができますが、中身は超小型タブレットPC+コントローラーです。
Steam DeckはSteamにログインしてゲームストアやライブラリに直接アクセスできます。
マルチアカウントやSteamクラウドにも対応していますので、普段PCで遊んでいるゲームを持ち歩いて外出先でプレイする事も出来ます。
Steam DeckにはUSB Type-C端子がありドッキングステーションなどを用いて外部機器との接続が出来ます。
Bluetooth接続にも対応しておりワイヤレスコントローラーなども使う事も出来ます。
ゲーム機としてはNintendo Switchと同じような使用感をイメージ頂くと分かりやすいと思います。
Steam Deckでは実はWindowsをインストールしなくてもWindowsゲームが遊べます。
原神(Windows版)の動作例 |
初期状態で搭載されているSteam OSはWindowsではないのですが、Proton(Steam Play)という機能を通じてWindowsのソフトが実行できます。(追加でWindowsのパッケージを購入する必要もありません。)
ゲームの導入にはデスクトップモードの使い方や仕組みを覚える必要がありますが、使用する容量も抑えられコントローラーの設定もSteamと連携して行えますのでとても便利です。
また、ゲームが100%動作する保証はありませんので、インターネット上のチャレンジされた方の情報や事例などをご確認ください。
Steam DeckにWindowsをインストールしてタブレット端末のように使用する事も出来ます。
Windowsの様々なアプリケーションやソフトが純正のOS上で動きますので使い慣れていると非常に便利です。
OSインストールのために大きな保存領域が必要になります。大容量MicroSDを用意してデュアルブートで使用するのが定番です。
コントローラー設定などが出来る公式ツール(Steam Deck Tools)を導入すると便利です。